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Chuck Rainey

チャック

Chuck Rainey(チャック・レイニー)

僕が好きなベーシスト。今回はチャック・レイニーを紹介します。
彼は1960年代から現在に至るまでR&Bやソウルの数々のレコーディングに参加しており、代表的な共演アーティストはキング・カーティス、アレサ・フランクリン、ダニー・ハザウェイ他、数を挙げればキリがありません。
日本のアーティストだと、古くはピンクレディー!(意外ですがホントです、後楽園球場でのコンサートでは来日してコンサートでも共演してます)、渡辺貞夫、ドリカムの吉田美和(ライブの映像もDVD化されてます)等々…。そして何を隠そう彼は僕もエントリーしている日本のプロベーシストの集団「地下室の会」にもナニゲに参加していたりします。

もともとギタリストだった彼はそのバックグラウンドから独特のプレイフォーム(人指し指だけで見た目は「チョロチョロ」と弦をあり得ない早さで弾く)を確立し、その独特のフォームから生み出されるプレイは強烈にファンキーな16ビートのランニングから、微妙なタッチでフロントを際立たせるゆったりしたバッキング、ここ一発で飛び出すダブルストップ(和音を使ったプレイ)まで、特に派手なテクニックを駆使している訳ではないのに、音を聞いただけで「あ!これベースはチャックレイニーだ!」と判るくらい特徴的で存在感のあるベーシストです。前回紹介したウィル・リー氏も彼の影響を強く受けているそうです。

彼の参加作品の中でも特に僕が気に入っているのは、

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★Rock steady[Aretha Franklin/Young,gifted and Black]
(その他のセッションでも多数共演しているドラマーのバーナード・パーディーとのリズムコンビネーションが最高で、何回聴いてもイントロからリズムが入ってくると背筋がゾクっとします!)

まりーな

★Feel like makin' love[Marlena Shaw/Who is this bitch,anyway?]
(シンプルな音使いながら楽曲に上手に色をつけているプレイは素晴らしい。僕もバラードを演奏する時はいつも、彼のこの曲のプレイでの雰囲気が頭をよぎります。この曲のみならずこのアルバムは僕にとって名盤中の名盤です。)

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★Peg[Steely Dan/aja]
(彼のエッセンスが至る所に現れている曲です。特にイントロのダブルストップが印象的!)

等など、他にもたくさんありますが、キリがないのでこのへんにしておきます。


何年か前、ギタリストのコーネルデュプリー(一番好きなギタリスト!)率いるSoul Surviversで来日した時ブルーノート東京に観にいったんだけど、開場前にフロントで開場を待っていたらリハーサルを終えたチャックレイニーとバーナードパーディーが思いがけず二人でふらふらと現れたじゃありませんか!僕は思わずつたない英語で話し掛け二人と握手をしてもらいました!
彼等の印象はというと、とにかく温かい、優しいおじさん達でした。チャックはやたら背が高くて見上げて話をして、バーナードはというとグローブみたいに手がでかくて分厚いもんだから、握手といっても僕の手は彼の手の中にすっかり収まってしまうくらいでした。

もう彼等も若くはないけど、これからもクールなグルーブを聴かせてほしいなぁ。

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テーマ : お気に入りミュージシャン
ジャンル : 音楽

Will Lee

前回急に思い立ってジャコの記事を書きました。彼の音楽人生についてわりと詳しく書けたのは学生の頃卒業論文みたいなものを書かされた時に彼の情報を収集しまくって全部英語で書いたからです。(ホント)

という訳で、せっかくだからシリーズ化して、僕の好きなベーシストを紹介していこうかと思ったりして、今回はニューヨークのトップセッションベーシスト、Will Leeを紹介します。

will


御覧の通りとってもイケメンな人です。

彼のプレイを初めて聞いたのは当時いたバンドのボーカルの女の子から、「これカッコイイよ」っつって借りたパティーオースチンというシンガーのライブ版での演奏でした。とにかくファンキーでポップで、躍動感あふれるプレイでした。
ベーシストのイメージって、「渋い」とか「寡黙」とかそんな感じの言葉で表現される事があるけど、彼は全く逆。もちろん渋いプレイもするけど、基本的にダンサブルでポップで明るいんです。

それから彼が参加するアルバムをいろいろ聞いたりしてすっかり彼の演奏に魅了されてしまった僕は彼のプレイをコピーしたりしてすっかり影響されてしまいました。今の僕のプレイにも彼のスタイルの影響が結構あると思います。

彼はニューヨークでも超一流のセッション&スタジオミュージシャンでその参加アルバムは数百枚にものぼります。古くは先日亡くなったマイケルブレッカーとその兄ランディの「ブレッカーブラザーズ」での演奏も有名で、日本では80年代初めにニューヨークのスタジオミュージシャンが集まって結成された「24丁目バンド」での来日で話題になり、最近ではその頃からの盟友でギタリスト「ハイラムブロック」のバンドが個人的に大好きです。
日本人アーティストでは、矢野顕子やジャズの伊藤君子の作品にも参加しており、特筆すべきは、僕は余り聞いた事ないけど、ひと昔前のスマップのアルバムでも結構参加してます。
そしてこのスマップに参加したアーティストが余りに豪華で演奏が素晴らしかった事もあり、後に参加したバックミュージシャンだけでスマップの楽曲を全てインストゥルメンタルで録音しなおした「スマッピーズ」というアルバムが存在する事を知っている方も多い事でしょう。

OH!


彼のもう一つの特徴は、ベーシストである事に加えて、歌がメチャクチャうまい!僕は聞いた事ないけど30年くらい前に、既に日本で放映されていた何かのCMで歌っていたらしいし、伊藤君子のアルバムでは、伊藤君子と、エルビスプレスリーの「Love me tender」をデュエットしたりしています。今でもニューヨークでは歌の仕事もこなす程だそうです。
そして唯一の彼のリーダー作「OH!」は、スタジオミュージシャンのソロアルバムにありがちなインストゥルメンタルアルバムではなく彼の歌を全面に押し出したボーカルアルバムに仕上がっています。


ハイラムバンド


上の画像は先に紹介したギタリスト、hiram Bullockのバンドでの彼の様子。
何度か彼のバンドで来日したときにブルーノート東京に観に行ったんだけど、この二人のライブパフォーマンスは物凄い。ハイラムはでかいし、ウィルはとにかくじっとしてない!飛んだり跳ねたり踊ったり、ナニげに凄いプレイをしながらしゃーしゃーとクールにキメてるんだよね。そしてギターソロになるとハイラムとウィルが二人でステージの両脇から客席のテーブルに乗り移り、各テーブルを渡り歩きながら会場を一周。噂によると彼等は一晩で数十個のブルーノート東京のグラスを蹴飛ばして割ってしまったとか…。ホンマかいな…、でもあり得る。

現在も彼はニューヨークでビートルズのトリビュートバンドをやったり、相変わらずスタジオワークをこなしたり、歌の仕事をこなしたりしてるそうです。今後も彼の動向に目が離せません。

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Jaco Pastorius

Jaco


Jaco Pastorius(ジャコ・パストリアス)
1987年に亡くなった、「天才」と呼ばれたベーシストです。ジャズベーシストと言ってもいいかな…。本人は「違う」というかもしれないけど。

どんな人だったかというと鋭い感性と、並外れたタイム感で、それまでどちらかというと「裏方」的イメージだったベースという楽器の可能性を広げ、自らメロディーを弾き、独特であり絶妙のセンスでコード楽器の役割も自分でこなしてしまうという、凄い人です。彼のプレイを嫌いというベーシストはちょっといないんじゃないかな。

なぜ急に彼の事を記事にしようと思ったかというと、たまたま彼が演奏しているビデオを昨日観てたから。それだけです。

solo


彼はチャーリーパーカーのバップの名曲「Donna Lee」をベース一本で演奏して音楽業界の人間の目に止まり、「Jaco Pastorius」でソロデビュー。当時彼はアルコールもドラッグもやらず、いわば「ナチュラルでハイテンション」な人だったそうな。非常に愛情あふれる人で、「Who loves ya,babe!」というのが口癖だったとか…。

デビューと時期を同じくして、ジョーザビヌル氏に見い出され「ウェザーリポート」に加入。ベーシストとしてだけでなく、作曲者として、アレンジャーとして、プロデューサーとしての才能を発揮。
しかし残念な事にこの頃からアルコールとドラッグを覚え、彼の奇行が始まる。ジョーザビヌルに一杯のウォッカを勧められたのが最初という説もある。

ウェザーリポート脱退後も、自身のセッション「Word of mouth」や、その他ジャズミュージシャンと数々の共演を果たすが、彼の奇行癖を嫌って彼との共演を敬遠するミュージシャンも少なくなかったという。
ギルエバンスのバンドで来日したときは体中に泥を塗りたくってステージに登場したという話は有名で、他にも神戸の港で自分の楽器を海に投げ込んだなどのエピソードもあるという。

doro


友人らの強いすすめで何度か施設に入り、更生への道も歩もうとしたらしいがそれも長く続かず、最期を迎える事になる。

1987年9月(だったかな?定かでないけど、全部記憶だけで書いているので違ったらごめんなさい…)
酒に酔ってバーに入ろうとした彼は、様子がおかしいと感じた店のガードマンと口論になり、その末そのガードマンに殴り殺されてしまったのだそうな。

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っとまあこんな人生を歩んだ人なんです。
そして、あまり関係ないけど僕がベースを弾きはじめたのも1987年。確か初めて買ったベースマガジンという雑誌にジャコの訃報を知らせる記事が乗っていたのを覚えている。その頃はジャコがどんな人だったのか全然知らなかったけどね…。

僕にとってジャコはアイドルかな。
彼みたいに演奏したいとは思わないし技術的にちょっと無理そうだけど、彼の音楽に対する姿勢というか、アプローチの仕方というか、センスというか、とにかく素晴らしいです。
そして彼が天才だと呼ばれる事については、僕はどうなんだろうと思う。別に否定はしないです。
確かに非凡なセンスとテクニックが目立ちがちだけと、その裏で彼は想像を絶する努力をしていたはずなんだよね。

この記事を読んで彼の音楽に興味をもってくれる人が一人でもいたらいいな。
そしてもしジャコに詳しい方がこの記事を読んでいたら、「そうじゃないでしょう!」というところもあるかも知れませんがご容赦下さい。

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プロフィール

よっしぃ

Author:よっしぃ
ベーシスト、よっしぃのブログです。
魅惑の東京サロンというバンドで弾いてます。
ソウル好きの仲間とやっているEbony-B & the Grasshopper(s)もよろしく!

よっしぃ on the gigs
よっしぃの近日中のライブ情報です。

10月21(金)@西荻窪 w.jaz
Ebony-B & the Grasshopper(s)

11月12日(土)@高円寺Jirokichi
久住昌之&オーケストラQ

11月19日(土)@新宿Golden eggs
Ebony-B & the Grasshopper(s)

12月15日@下北沢Club 251
J.H.Street Band
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